グリコのおまけ

【昭和レトロ】加藤裕三氏が手掛けたグリコのおまけをご紹介

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本日は昭和レトロなグリコのおまけについて書きたいと思います。

今から30年近く前に私が集めていたおまけの数々です。

↓前回の記事はこちら

【レトロ】昔のグリコのおまけ~小人シリーズ~ピアノ・ベッド・洋服タンス

今回は加藤裕三氏デザインのシリーズをご紹介します。

加藤氏が手掛けたシリーズは色彩鮮やかで、一見シンプルなフォルムだけれども動作が凝っていて、小学生だった当時も「お菓子のおまけなのに随分工夫されているな~」と思ったのを覚えています。

加藤裕三氏デザイン① とことこカンガルー

1988年製

黄色一色だけれども、シンプルかつ角のないフォルムが洗練された印象ですよね。

名前の通り、少し坂になったところに置くと、カタカタカタ・・・と小刻みに動きながら坂を下りていきます。と言っても、結構角度調整が難しくて、そんなにうまく下りてくれませんが(笑)

ポーちゃんと比較すると大きさが分かりますが、普通のおまけよりも少し大きくて存在感があります。

お気に入りでした。

加藤裕三氏デザイン② かめさんブンブン

1988年製

緑の亀の甲羅の中に、赤と黄色の靴が収まっています。足だけ見ると、亀というよりムカデっぽいですね。

このかめさんは独楽になっていて、回すことができます。

↓回すと、緑×黄×赤の色が混ざり合い、それが子供心にヒットしました。

シンプルだけれども、飽きの来ない絶妙な楽しさが良いんですよね。

加藤裕三氏デザイン③ はなの指輪

1990年製

かめさんブンブンと似ていて、指にはめて息を吹きかけると、風車のように花が回ります。

フワ~~~っと回る感じがとても良いのですが、うまく写真を撮ることが出来ませんでした。多分、黄色と赤の花弁の大きさと角度が異なるところが綺麗な動作のポイントなのだと思います。文系の私はうまく説明することが出来ませんが。

加藤裕三氏デザイン④ はたふりにんぎょう

1988年製

とってもおもしろくてお気に入りだったのに、パーツが欠損していて残念な一品です。

息を吹きかけると、旗を持った腕がクルクル回って、さらに同時に体も左右に回転するという凝った作りになっています。

パーツが華奢すぎて、確か当時からすでにパーツがなかったような・・・。

初めて回ったところを見たときは、その複雑な動きに「すごーーい!」と感動しました。感動するおまけってなかなかありませんよね。

本当に考えられたデザインだと思います。

まとめ

今回ご紹介したのは4つですが、加藤氏が手掛けたデザインは他にもたくさんあります。

グリコのおもちゃ図鑑 森永卓郎コレクションpresents 「おまけ」で読み解く昭和、平成経済史

加藤氏がデザインしたシリーズは、動きのあるものが多いですね。

箱から取り出した時の見た目の印象だけでなく、動かした時の楽しさも味わえる、まさに一粒で二度おいしいおまけですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。